音楽と写真

「世界の命=広島の心」

歌:渡辺朝香/採録:東京YWCAカフマンホールにて

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「世界の命=広島の心」の歌詞

「世界の命=広島の心」

藤掛 廣幸 作曲 / 原田 東岷 作詞

却火の中に生まれでた
新しき命 ヒロシマ
それは 今 世界の平和
平和を築く 聖なる力
あー われら 守りゆく
命 命 ヒロシマの命
命 命 世界のヒロシマ

「世界の命=広島の心」について

1989年(平成元年)、「'89海と島の博覧会・ひろしま」が広島県内で開催され、その開会式で演奏されたのが、この楽曲である。その際、演奏は混声合唱とパンフルート、及びシンセサイザーオーケストラによるものであった。その後、広島交響楽団によってオーケストラ版が演奏され、CD化もされた。さらにピアノ伴奏によるレパートリーとして、広島の様々な合唱団によって海外でもたびたび演奏されるようになった。

この曲を聴いて「ヒロシマの讃美歌」と評価する人もいる。
今や、マンドリンオーケストラや吹奏楽のためにも譜面が書き直され、平和大使というべき曲となって、世界を駆け巡っている。

作詞の故原田東岷医師(広島市名誉市民)は、従軍医師として中国で終戦を迎えた。復員して目にしたのは故郷・広島が原子爆弾によって壊滅状態になった姿だった。戦後、彼は外科医として被爆者治療に心血をそそいだ。また、世界の平和と友好のために設立されたワールドフレンドシップセンター理事長に就任するなど、生涯を世界平和のために捧げた。
一方、文芸、音楽などにも造詣が深く、それらの著書も多い。「広島チルドレン」など新種のバラを生み出して、バラを通じてヒロシマを世界に広める努力をしたことでも知られている。

作曲の藤掛廣幸氏は、国際エリザベート王妃音楽コンクール作曲部門で、日本人初のグランプリ受賞したほか、国の内外で数多くの賞を受けている。一方、世界で唯一被爆体験を持つ国に生を受けた作曲家として、平和への想いを自作にこめたいとの思いを持っていた。「’89海島博覧会」開会式で演奏されたこの曲は、かねて親交のあった原田東岷医師との縁で誕生した作品である。




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